それは一本の電話から始まった。
『母ちゃん、べるお、うんちした』
仕事中の初に、息子からの電話。
『わ……、わかった。』
息子がそのブツを片付けられるはずもなく。
しかし初はまだ仕事中の身。
仕事を終えたとしても、帰宅できるまでにはまだ1時間近くかかる。
どうしたものか……。
べるおさんは猫ですが、どーにもどんくさい所がありまして。。
うんち、、、踏んじゃうんです。
砂をかけるときに、ムニッて、、、踏んじゃうんです。。
だからいつも、うんちをしだしたらビニール袋を準備して待機です。
産み落としたホヤホヤを、べるおさんが砂かけし始める前に回収します。
しかしこの日は初は仕事で家に居なくて。。。
息子は息子で帰宅後、即刻遊びに行く始末。。
連絡だけはくれた状態。
出掛けている間、べるおさんはまだ仔猫なので、ケージの中に入って貰っているのですが、そりゃもうケージの中はうんちまみれになっているんだろうな、と気が気じゃない。
仕事を終え帰宅中、頭の中はケージの中の惨憺たる状態でいっぱいです。
………どうやって片付けよう。。
まずはべるおさんからだよな。
お風呂入れないとだな。。
片付けの手順を頭の中で考えながら、初、帰宅。
どんなに恐ろしい事になっているか、、、恐る恐る玄関の扉を開け、家の中へ。
閉め切っている家の中はうんち臭でクサイ。
窓を開け、べるおさんにはちょっと待っといてもらって、お風呂に入れる為の準備。
ケージの中の状況は!?
ケージの中は思いのほか汚れていない。
問題はべるおさんのトイレです。
べるおさんも相当クサくて困ったのでしょう。
掻き混ぜに、掻き混ぜ、クサいのをどうにかしよう、なんとかしよう、とした痕跡。
べるおさんはずっとトイレ付近で奮闘していたみたいでした。
べるおさんは頑張っていたんです。
べるおさんご苦労さま、頑張ったね。
べるおさんを抱き上げて、部屋を汚さないうちに速攻お風呂場へ。
猫さんは基本洗わないほうが良いらしいけど、この時ばかりはそうも言っていられない。
べるおさんを仔猫用シャンプーで洗い流し、ドライヤーで念入りに乾かし、次はケージの片付けだ。
猫砂はうんちごと掻き混ぜに掻き混ぜられ、ぐちゃぐちゃ。
これはもう使える状態じゃないから、総入れ替え。
綺麗になったべるおさんを別室で隔離し、トイレを洗うべくまたお風呂場へ。
しゃがんだり、中腰になったり、腰に来る。。
トイレが綺麗になったら次はケージ。
中の物は、洗えるものは全部洗濯機へ。
洗い→乾燥コースを選択し、洗濯機を回す。
空にしたケージを除菌シートで気が済むまで拭きまくり、やっとの思いで一段落。
仕事終わりにマジ疲れる。
自分の着替えも忘れずに。
ハードな1日となりました。
そーいえば、このうんちーる事件以前にも、同じくうんちーる事件がありましたな。
思い出しました。
『べるおさん、うんちを踏んだ足で部屋中を駆け回る!』事件です。
このときも茫然となりました。
何から片付けたものか、、、目の前が真っ暗になる思いでした。
猫さんあるあるなんでしょうか?
猫を飼うのが初めての初心者には判りませんが、お世話するのって時に大変なのですね。
試練を乗り越えて猫飼い初も、ほんの少し飼い主らしくなったでしょうか?
どうでしょうか?
知らんけどーーー。
↑べるおさんの使っているトイレ。家のは限定色のオレンジブルーの組み合わせですが、汚れが分かりにくいから、やっぱり白系が良かったのかなとか思います。